レーベル5周年記念:コペンハーゲン中心レーベルPosh Isolation 主宰Loke最新インタビュー

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先日のLAでのイベント「13 Torches For a Burn」を見事に成功させたコペンハーゲンシーン。そのシーンを牽引し中心的存在であるレーベルPosh Isolation。レーベル5周年を記念して、レーベル主宰のひとりであり、イベントでもCroatian Amor、Lust For Youth、Sexdromeとして躍動したLoke Rahbekのインタビューをお届けする。レーベルと彼の美学が垣間見れる受け答えにぜひ目を通して欲しい。

■13 Torches For a Burnお疲れ様でした。新しいアーティストやプロジェクト、各バンドの新曲群、さらに観客達の熱気を体感して、今回のライブは単なる総決算ではないと思いました。あなた達を前へ前へと突き動かすものは何でしょうか?

後ろ向きに歩くのはとてつもなく違和感があるから。

■改めて今回のライブで、あなたたちのシーンの音楽の幅広さを感じる一方、統一感も感じます。統一感を感じさせるのはなぜだと思いますか?

すごく答えづらい質問だし、もしかしたら答えるべきでないかもしれない。すごく繊細な部分。バンドを始める前から、大勢が友達だった、というだけのこと。でなければ、お互いに関心を持ち合うこと、探究心を持ち続けることだと思う。

■今回のライブには様々なアーティスト達が来場していたのを目にしました。デンマーク国内と国外ではライブやリリースに対する反応の違いは感じますか?ツアーなどを通して国、地元というものを意識しますか?

LAでのイベントは特別だった、コペンハーゲンから30人、地球の裏側にやって来て自分たちの作品を発表したのだから。まるでサッカー・チーム。だから試合に勝った気分だった。



■Posh Isolation、そしてシーンの中心でもあったSexdromeはラストショーでした。そのパフォーマンスに圧倒されたのですが、Sexdromeに関して特別な想いはありましたか?解散の経緯を教えてください。

何かを終わらせるのはとても重要なこと。ある意味始まりと同じくらい終わりは重要とも言える。どちらが欠けても存在し得ない。だからタイミングの見極めが必要になってくる。それを逃せばこれ以上悲惨なことはない。でもすべては自然と走るべきコースを走るようになる。不思議なことに、何かを永続させる唯一の方法はそれをやめること。

■そのSexdromeのラストショーでCommuniosのメンバー達がすごく盛り上がっていたのが印象的でした。彼らは大変若く見えたのですが、シーンではどのような存在なのでしょうか? また、あなた達のシーンで彼らのような若い世代は他にも出てきているのでしょうか?

組織に必要なのは拡大し続けること、少なくとも前進し続けること。現状のままでいられるものなんてありはしない、後ろ向きに歩こうと前を向いて歩こうと。どちらにせよ足は疲れてくるから、フレッシュで力強い若い足が8本加わるのはすごくありがたい。リレーのようなものだから。



■Posh Isolationは5周年を迎えました。前回のAMPのインタビューで「思い入れがあるのはいつでも次のリリース」と答えていました。あえて5年間を振り返ってみて、どのような気持ちでしょうか?

ある意味過去を振り返るには早過ぎると思う、大多数の人は人生を回顧しようとしたがるけどね。ただ、何が起き、どんな道筋が今の自分へと導いてくれたかを認識しておくのは重要。でも130のリリースがそれを説明してくれていると思う。言葉で話すよりその事実こそが物語ってる。まだ始まりの予感しかしないんだ。5年後も同じ気持ちだろうか。

■Posh Isolationの今後の展望を聞かせてください。

ひたすらに星を求めて。どんな手段で、それがどこかはわからないけれど。明日が訪れる限り。

(取材・文・写真:山下優/通訳:平田春果)

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山下優

1986年生まれ。洋雑誌、文芸書等を担当している書店員。
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